喪失感:失わないために最初から手に入れない処世術
メンタルは元気なのに、不眠症が未だになおらず困っている うねおです。
処世術。
喪失感:死について
死への恐怖とは、喪失感であるという説があるそうな。
その先あったはずの(妄想だけど)未来がなくなってしまう事への喪失感。
過去やってきたことや、手に入れたものを失う喪失感。
そういうものが「死」を怖くさせるんだろう的な。
「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 完全翻訳版
- 作者:シェリー・ケーガン
- 発売日: 2019/07/12
- メディア: 単行本
同意する部分はありますな。
とはいえ、人間はいつか死ぬので、失う事を受け入れるしかないわけです。
先日エピクテトスの喪失への考え方を書きましたが、まさにそれ。
いつまでもあると思うな。親と金。
じゃなくて、家族もペットも自分の命も、有限で、それがいつ無くなるかなんて誰にもわからない。
喪失感:死別には耐えられそうもない
ボクは、自信の死を受け入れる事の方が、何かを失うより容易な気がしてるんですよね。
例えば、ボクはこの理由から未婚を貫いてる部分が大きいのですが…
奥さんとか子供が先に死んだら生きていける自信ねぇです。
あります?自信。
女の人は割と元気にやっていくが、男は奥さん死んだら早死するなんて話を聴きますな。
これは流言飛語的なやつなので、実際そういうデータがあるのかは知りませんけど。ボクもそうだろなぁと思うわけです。
大学の頃、遠距離恋愛してた彼女が家に帰ってしまうだけで泣きそうになりましたからね。
よえー
実家を出て一人暮らしを始めた直後も一人で泣きそうでしたからね
よええーーーー
最初から手に入れなければいいのでは?
これは臆病者の論理だけど、臆病者ゆえにその価値が最大化される処世術だとも言えるわけです。
最初から手に入れない。
- 関係性を深く築かない
- 依存しない
これも一つの生き方かなと。
心理学では、統計的に人間関係が幸福の度合いを決めるらしいので、あまりオススメはできませんが。
ボクはこれでいいのかなとも思っています。
孤独が悪いわけではなく、孤独感が問題らしいので、幸いあまり孤独感というものを感じない資質なものでなんとかなってますし。
幸い、長生きしたいという欲求もあまりない。
長生きについてはそのうち書きますが、相対的な数字をもって生きた量で幸せ度が測れるなんて 、結構イカれてると思ってるんですよね。
10代だろうが20代だろうが、90だろうが、その瞬間やりたい事をやりきっていられればいつ死のうが関係がないでしょうに。って。
話を戻しますけど。
何も手に入れなければ失う恐怖に怯えなくていい。
という処世術、賛同はされないけど、ボクのような引きこもりで一人遊びがうまい人間には合ってるんじゃないかなと思うわけです。
喪失感:失わないために最初から手に入れない処世術 まとめ
- 死の恐怖は喪失にある
- 最初から手に入れなければ失わなくて済むよね?
みたいな話。
ロボットペットとか増えてきてるし、命の責任背負わずにロボと暮らすのも悪くないかなー
なんて思ったりしてますよ。
書いてて改めて思うけど、万人向けではないですな。