「人生やるかやらないか」…では無いが…やらなければやれないかわからない。
わたしが仕事に対して
— カマたく@CRAZE (@takuya_hyon) 2021年10月7日
ずっと思っていること
どの業界でも業種でも
物事を効率よく進める"癖"を
身につけることが大事だと思うのよ
そして結果はどうあれ
努力する姿勢も大事
逆にその人ができなくても
譲歩することも大事 pic.twitter.com/dFxP0F3gJz
集団としては「出来ないやつ」が出るのは仕方ない
カマたく氏本人も認めてる通り
出来ない人は出来ない
これは重要。
ロールズやサンデルの哲学を読んだことがある人なら、ひっかかりを感じる事だと思うけど
能力ってのも環境や遺伝によるところで、それは努力をする力まで含まれている。
心理学の世界でも働きアリの心理学などがあり、一定の集団が形成されると必然的に怠けるものが登場する。
おそらくこれは、個人単位の話ではなく、集団生活というものによる創発*1の結果なのだと思われる。
創発とは…ミクロ状態では確認されない現象がマクロ化した時点で発生し始めるみたいな話。
よって、出来ない人は出来ない人という役割が与えられていて、それでバランスが取れているとも考えられる。
もしこういった現象が確認されないのであれば、そもそもすべて努力論だけで成り立つものであり、社会保障システムなどほぼ必要なくなってしまう。
しかし、日本にはそれがある。
これは政治が、実力主義は正義ではないという結論づけをしているという証明ととっても良いのではないかとも思う。
個人単位ではやってみないとわからない。
しかし。個人単位の話となると変わってくる。
カマたく氏も言っているとおり「私●●なんで出来ません。無理です。はダメよ」との事で
これは、他人に対してではなく、自分が自分を知る上で先に、やらない理由を提示してしまっているからだ。
これが多量の分析の結果ならば他人が知るよしはないにしても、この発言の意図としては正解かもしれない。
が、
小さい失敗経験を一般化している場合、認知の歪みに相当する。このバイアスが取れないなら、認知行動療法*2でもやればいい。
自分が自分を作る上で、出来ないから出来ない。ではなく、出来ないからできるようにならないだろうかと考える事は至って重要な事。
それすらしたくない気持ちもわかるけど、
それではずっとそのままだ。
今日を変えなければ明日は変わらないので
まだ生きていたいと願うなら、多少の努力で自分の能力の可能不可能の範囲の見極めとともに、可能の領域を広げたり深めたりする事に
少しの心理的負荷を感じることくらい、我慢した方が、自分にとってプラスになるんじゃないだろうか。
まぁ、毎日同じ事をしている自分が言う事ではないけど。
明日を変えたいなら今日を変えなきゃ…わかってるけれどーつって歌ってたで。