足るを知る:ネガティブビジュアリゼーション
僕の好きな哲学は、仏教、ストア派、老荘あたりがメインになってるんですけども、これれは共通項が多いんですよね。上の動画はストア派。
足るを知る:少欲知足
少欲知足ってのは、少ない欲を満たすことで満足しましょうねって話。
人間の欲ってのは際限がないので何かを手に入れればまた次の何かが欲しくなる。
100万円手に入れば200万、300万と欲しくなるし、PCや車を手に入れれば次はもっと良いものを…となったりする。
グレードアップだけじゃなくて、例えば、5つほしかったモノがすべて手に入ったとしても、6つ目を見つけてくる。嫁や家や車、仕事や子供がいる人生を送れるようになりました、じゃあ今度は犬かな猫かなと。
こんな風にキリがないんですよね。
以前読んだ、バッタを倒しにアフリカへって著作だったと思うんですけど、
みたいな話が書いてまして、少欲知足の真髄みたいなものはおそらく宗教にもあるのだろうと思います。
ラマダンはどうなのか知りませんが、宗教は実行が形骸化してる面も多く在るので(葬式とか現代人が理解できない読経とか)その真髄である哲学を学ぶのが良いと個人的には考えていますが、それは別の話。
少欲知足、足るを知るってのは、常に満たされてるとそのありがたみを忘れちゃうよねーって事を教えてくれる面もあるんですよね。
ネガティブビジュアリゼーション
動画内で紹介されてるネガティブビジュアリゼーションですが
やり方は簡単で
- 今持っているものや関係性などで、失ったら怖いと思うもの探してみる
- 失ったときの事を想像してみる
って手法です。
これで持ってるものを大事にしようという意識が向くよなーって話。
新しく手に入れるんじゃなくて、今あるものを大事にする意識を育てるのにいいかもしれませんね。
ストア派についても動画を参照
ざっとストア哲学のいいところをまとめてくれてる動画なので見るとよろしいかと思います
自分次第でないものを軽く見よ
これが実行できたら生きるのクソ楽になるんですよね。
まぁ悟りと同様に、常に完璧でいられるわけでなく、秋の庭掃除の如く、掃除してもすぐ散らかるのが人の精神なので、
常日頃から哲学や瞑想は、復習と実践を繰り返していきたいところですなぁ。
「人生の授業」は漫画も混ざってて読みやすく、ざっとストア哲学を知りたい人にはおすすめです。