欲を捨てたいという欲
欲は満たすより捨てる方がいい。
だけど
欲を捨てたいというのも欲だ。
東洋思想や仏教哲学にはこのジレンマがある。
最後はその欲を捨てたいと思わずに捨てる事ができるのか
それとも、欲を捨てるという思い込みを貫いた先に欲を捨てるという欲を満たす事ができるのか
どちらかはわからないけど、至難の業だと思う。
とはいえ、満たすことでは満たされないというのも事実だと思うので
自分が、満たす方へ傾く事はないと思う。
これも中道という事で帰結するのだろうか。
全部は無理でも半分は捨てよう。みたいな。
まぁ。 少なくとも、高い家や車、過剰な承認を欲さなければ人生そんなに苦労はしないと思ってるけど
それも自分がある程度恵まれてるからそう思える事なのかもしれないし
個々人それぞれに「ある程度満足できるライン」はあるのだろうと思う。
個々人それぞれってのが肝なのかもね。
あの人と比べて…なんてやってるとキリがないから
全部捨てなくても、自分の基準があればそれでいいのかも。