少欲知足:仏教好きは仮面ライダーオーズを見ろ
まだ見てる途中なんで、途中で飽きてやめるかもしれませんが、テーマが「欲」なので、なんか見ちゃう。面白い。
主人公はバックパッカー以上より物を持たずに居場所を転々としてた青年。ミニマリストなんか屁レベルで持ってない。極端さ。
敵キャラがグリードと称されてる数名の集団で800年くらい前に何かしらで封印されたかなんかしてたのが蘇ってくる
グリードの1人が右腕一本の状態でしか復活出来ず、その右腕と主人公がひょんな事から組む事になる。
で、グリードが生み出す怪獣騒ぎを止めながら、なんやかやしてくはなし。
まだキャラクターの目的とかはっきりしないし、主人公の正義感強すぎとか、表現やセリフのチープさは子供向けって事でおいておいても
まぁ面白いす。
テーマがテーマでねぇ。
そして
その欲をテーマにしてもっともっとってのがよくないよねって話なのに
もっともっとって玩具だして、子供に売ることで利益を上げてる制作サイド。
なんか色々面白いす。
まぁそういう悪しき泥のような見方はおいておいたとしても
テーマが欲ってのは自分が追ってる哲学、仏教と合致してて見ちゃう感じ。
何が面白いって万人共通の何かがあるっていうより、受け手との共通点の話なのかもしれんなぁと思ったり。
読み解く側のニーズ、表現や価値観の共感こそが需要って事なんだろうなと思ったり
それを読み解き供給物を作れるのが作家の仕事ってことかな。
なんか色々、勉強になりました。
仮面ライダシリーズは結構前に見た電王以来だけど、チープ感や突然の流れを笑ってスルーできるなら、普通に面白いと思いますわ。
ゲーム・オブ・スローンズは「これ誰がどいつで何をするんや!」って一話の途中で折れたけど。
いやー、なんというか。年取ると新しいもの見るのに結構体力いるから、3~5話くらいは気合入れて我慢して、見続けていきたいですけどねぇ。