【映画】ファーザー:認知症
あらすじ
認知症の父が主人公。父は介護人とうまくいかず困り果てている娘。
そんなある日娘は「いい相手が見つかったからパリに行く」と告げてくる。
しかし、その少し後には、部屋の中には娘の夫を名乗る男がいる。
娘が帰ってきたかと思えば違う女性が帰ってくる。
ふざけているのかと怒り出す主人公。
そんな、認知症の老人の話。
見てて体力が奪われる「ネタバレあるよ」
体力が奪われる映画だった。
何かこうわかりやすい泣けるポイントがあるとか、感情が揺さぶられるとか
そういう事よりも
ただただ不安の中で溺れるように時間が過ぎていく主人公アンソニーの様子を見てると体力が奪われる。
ラストは涙だ。ただ見てる側は感動というよりは、哀れみを浴びせられる。
それと同時に生老病死の「老」の恐怖。
認知症とはコレほどまでに残酷なものなのかと
生きるということの憐れさを感じさせられざるをえない、悲しい事実を
浴びせられる。
なにかこうドンパチやって「やったったで!」みたいなそういう映画ではない、
他者として見れば悲しい、しかし誰もが経験するかもしれない老いの残酷さとして見れば不安と恐怖を浴びせてくる
そういう映画。
僕は正直、シンプルにこわかった。
余談
映画年間100本ペースやでおじさん
よく考えれば週に2本で年間100本なんで、
このペースは早すぎる。
ちょっとおとしまんす。
エンジンかけすぎると燃え尽きそうだし、まぁ適当に。