うねおろぐ~生きる目的を失ったリタイア中年~

本業漫画描きの掃き溜めブログ。哲学/瞑想/メンタル/隠居/仕事の話など

月5万を作る。可能ならば楽しく。

月5万を稼ぐくらいで頑張ってればまぁなんとかなるだろうって話、

コレは繰り返し描いてるんだけど、

あまり金使わない生活してれば5万はかなり大金。

家賃や食費、社会保障費をまるごと賄えるレベルの額。

FIRE目標を達成しても結局、無収入になる事の不安は拭いきれずに仕事してるわけだけど

その仕事がいつまで持つかわからない状況。

となると、やっぱ商業誌、出版の手を介さずに+5万を目指したい。

まだ印税やら仕事があるうちに出来る範囲で土台を作っておきたい。

ただ、出来ることが限られてるというか、いろいろやってみたけど結局ほとんどがダメで

絵を描く事だけでしかどうにもならなかったボクにとって、絵を奪われるとハードルが極端に高くなる。

それこそ、バイトにでも行ったほうがたぶんましなレベル。

出来ること候補としては

  • Skeb
  • 同人(FantiaやFANBOX含む)
  • Kindleインディーズ

絵関連は以上

他には何が出来るのか、一般的にネットで言われてる事を含めると

あたり。

クラウドソーシングは絵の仕事もある、単価は激安いけど。

現状、Skebが生き続けてくれるなら、5万くらいなら苦労なく稼げる。

絵が生きてるという前提を無視すると、途端に稼げる方法が無くなる。

手に職ってのはいいように聞こえるけど、それしかないような状態になりがちだからなぁ。

特に漫画業なんてずーっと漫画ばっか描いてて他の事学ぶ時間も取れないようなスケジュールだったりするし。

まぁそれが苦でなかったからありがたいといえばありがたいんだけど、いざ、先がどうなるかいねという状況になると

過去一つの事に没頭したことが問題であったという認識になってしまう。

とはいえ、そんなことは今になったから思う事であって、その没頭があったから今まで食っていけたわけだ

悪く捉えるもよく捉えるも、その時点の基準でしかない。

まぁ、必要になればその時その時学んでなんとかしていくしかない。

お金の問題も、お金以外の問題も

重要なのは柔軟性だと思うから。

一番持ってない特性だけど、柔軟に生きる事が最強スキルだと思う。

ボクには薄い、ただこれは本当、ほとんどが考え方の問題だから、「柔軟に対応しよう」と決めてかかれば

きっとなんとかなるだろう。

先のことを心配してても仕方ないし、今できることをやりながら、何かしら収入の別の土台を作っていきたい。

可能な限り、楽しめる形で。

FIRE卒業とセミリタイアブログの消失について

以前読んでたセミリタイアブログがなくなっている事に気づいた。

最近はセミリタイア系情報を積極的に追っていなかったので気づかなかったけど、

Wordpressまで準備してhatenaから以降してた人でアイコンキャラクターもデザインしていたのではっきり覚えてる。

コロナか、それとも物価高騰か、それとももっと別の事情があるのか、理由はわからないけど

やめてしまったのだろう。

セミリタイアをやめてしまったかどうかまではわからないけど、ブログはやめてしまったのだろう。

FIRE論

ボクは最近、FIREってのは所詮情報商材なんだなって事を改めて感じてる。

セミリタイアに否定的なわけではなく、巷にあふれるFIRE話は主に金を儲けるために使われているように思う。

支持者の熱を高めるために、4%ルールとか、自宅で出来る副業情報や投資手法を発信して、書籍やアフィリンクへ誘導するための商材。

でもセミリタイアできるかどうかにおいて「お金」は条件の一つに過ぎず、

本質的にはそれだけではどうにもならない。

ニートできるのも才能

ボクは、セミリタイアにはかなり先天的な才能、環境的な素質が必要になると考えている。

それはニートが出来る才能の有無だ。

言葉は悪いかもしれないが、一人で家に何年もずっといられるような、そんな素質。

ボクは割りとその素質はある。

ただ、不安症なのでお金と向き合いきれないから完全なリタイア的なところには踏み切れない。

だからこれもすべてを満たすための絶対的な条件ではない。

出来る出来ないという問題を一辺倒に語ってしまうのはインフルエンサーの罪のように思う。

ニートの才能があっても、お金の不安があったり

お金の不安がなくても、ニートの才能がなかったり

そもそも一人でいる事が不満だったり

刺激が無いと耐えられなかったり

人それぞれ、色々あると思うけど、

お金一つの条件だけで、ライフスタイルを決めるなんてちょっと横暴すぎないだろうか。

ライフスタイルをカテゴライズすな

FIRE生活、とかセミリタイアとか

言葉で自分を縛るのは柔軟性を失わせてしまうと思う。

自由に生きるって事において、もっとも重要なのは、おそらく柔軟性。

セミリタイアしてようがしてなかろうが、お金が4%ルールにのってようがのってなかろうが

なんでもいいんだけど

先を心配してばかりでは不安で押しつぶされてしまう。

その時その時にどう生きるかという柔軟性を磨くことで

お金があろうがなかろうがストレス少なく生きられるだろうし

仕事してようがしてなかろうが、ストレス少なく生きられるんじゃないだろうか。

エーリッヒ・フロムは自由からの逃走で、考えることを権威に託す事について書いている。

インフルエンサーや知識人気取りのアフィリエイターの作ったカテゴリに自分を当てはめるのではなく

自分のライフスタイルくらい、自分流だって決めて生きるくらいが、いいんじゃなかろうか。

これなら「お前それはFIREじゃなくね?」みたいなめんどくさい人の意見もスルーできる。

「わしは我流で生きてますんで」って言ってやればいい。

花粉がきついので、少食を実践

少食は体に良い、とはわかっていても筋トレはじめてからとついつい食べ過ぎるようになった。

カロリーを増やして体を大きくしたかった。

でも体調は悪くなっているような感じがする。

体の成長より食べすぎてるせいかもしれないけど、筋トレはじめてから花粉の症状が強くなってる気がする。

筋トレだけではなく、野菜たくさん食べよう的な事を考え始めてから顕著だ。

1数年前、漫画家業を始めるにあたって、金がなかったボクはとにかく少食主義になった。

そこから花粉らしい症状が強く出た年はほぼ無かったんだけど

健康志向的なものに目覚めて野菜を食べ始めた所から花粉が強くなっている。

日記をつけてるのでこれは間違いない。

後、便秘も増えた。

おそらく、不溶性食物繊維のとりすぎが体にあって無いんだろうと思う。

それと筋肉増のための食べ過ぎがダブルパンチになってる気がする。

筋トレも野菜も継続するけど、量を減らしてみる。

花粉の症状が改善するバランスを見つけたら、それを一年通して実行すればいい。

もしくは、断続的なファスティング、IPF等の断食法を取り入れてあんまり食べない日を週に1-2回作る方法で一年過ごす。

これで様子見してみる。

山田太郎議員の花粉の経済損失はクソデカいという話を、花粉の症状がほとんど出ていなかった頃に読んだんだけど

再発して実感する。

これは相当経済損失生み出してる。

昨日なんて頭がぼんやりしてるわくしゃみが止まらないわで仕事にならなかった。

無花粉スギ政策を本気でやってもらいたい。

ただ、そうなると自分が消化器をいじめる食事をしてしまってる事に気づけなくなるというデメリットもあるわけだけど。

朝、スーパーの値引き商品を買う

夜は比較的弁当が値引きになってる印象

スーパーでしばらくバイトしてた事はあったけど、生鮮食料品はよく知らんのだけど

朝って値引き品多いですよねぇ。

って事で最近やってるのは

カット済み鶏むね2割引見つけたら買って、

醤油かけてレンチンしてる。

酒蒸し+塩とか、みりんで甘めにする日もある。最近は醤油のみがシンプルで気に入ってる。

手軽なのにくそ美味い。

大体200gで300円くらいか。予定タンパク質の半分確保できるし美味い。

脂質取りたくないとか、節約思考の時は胸肉切るけど。カット胸肉は割高だけどこっちも手軽でいい。

以前は、カットしてないものを買って、余分なものは冷蔵冷凍しておくってのをやってたんだけど

冷凍の場合解答が不便だから煮物に突っ込むのがベターな選択肢になるんだけど、煮物や汁物を最近やらないので。

翌日食べるものを制限されるのもなんだかなぁという感じだったりしますし。

ま、朝夜同じもの食べていいやって時は300-400gのデカ目のを買って、カットする事もありますけんども。

昼はさっさと食べて仕事したいですし、カット品が楽でよろしですなぁ。

節約。弁当を買わない

飯めんどくせー!からの弁当

が出費の主な原因なのでやめる。

あと、野菜食べ過ぎで便秘してることもわかったので、主食をさつまいもや里芋と置き換える日を増やす形で野菜を増やして総量をへらす。

タンパク源は、プロテインをやめるかも、脂質が取れない。

この食生活だと総カロリーが減りすぎるから、タンパク質と脂質は一緒に取りたい。

脂質調整したいときはシーチキンやささみ、皮なし胸肉を食えば良いとして

卵、大豆、鶏肉、サバ缶、サーモンあたりでタンパク質を接種。

これで脂質も確保できる。

うまくやれば3万くらいには抑えられるかなぁと。

タンパク質やめるともっといけるんだけど、さすがに独身なので筋肉落とすのが一番怖い

歩けなくなったり、力仕事が不自由になるのは一人で生きる上でめちゃんこ厄介なので。

まとめ

  • 弁当買わない
  • 野菜食べ過ぎをやめる
  • 主食をさつまいもや里芋に置き換えて野菜摂取量を確保
  • タンパク質はプロテインやめて、脂質含んだ食品でカロリー量を確保

こんな感じでお金と消化器に優しくいきたい。

漫画家引退を考える

単行本の売れ行きもあまりよくなくなってきた。

Amazonインディーズで有名なぬこー様ちゃん先生が

「友達の作家が廃業した、商業一本に絞るなと言っていたのに」といったツイートをしてるのを読んだ。

ボクも商業一本のエロ漫画家で、ぶっちゃけ収入は多くない上に単行本の売れ行きも悪い。

そろそろ引退するかと考えている理由をいくつかまとめていく。

殴り書く事で思考が整理されればいいなと思う。

AI

AI絵のみに関してはアメリカでは著作権を認められなかったとはいえ、

あの技術は絵を描く事根本を覆してしまうレベルのものでもあり技術的なリスクもある。

シンプルに収入力

シンプルに収入がどんどこ減ってきている。

10~20%ずつくらい年々減ってる。

ここ3年くらいそんな感じ。

これはシンプルにボクのチカラ不足だろう。

自信

やっぱ収入が減ると、相関して自信もなくなってくる。

自分の漫画はもう楽しんでもらえていないのだろうと。

そういうものを他者に依存するのはよくないのだけど、職業柄数字で出てしまうので、少なからず影響されてしまう。

それに、出版社にお金を出してもらって描いている以上、全く無視は出来ない。

それこそ道楽のみで同人だけやってるとかなら気にしないかもしれないけど。

今後

今後どうするか。

とりあえずぎりぎり生きる蓄えはあるので、その間に別の収入源を確立できればなんとかなるかという感じ。

4%ルールとか信用してないので、ざっくりとしか捉えていない。こういうものに託して生きられる程おおらかな性格でもないし。

それに株式、経済は不確実だ。油断してはならないと思う。

それに働かないのは個人的にメンタルに悪い。毎日ぐーたらはかなりメンタルを壊しやすいと感じてる。

メリハリをつけるための強制力は必要だ。

とりあえず、月10万も稼げれば死なずには済む。と思う。たぶん。

でもボクには、外で働く仕事で10万稼ぐ事の難しさを感じる。

働く事は大事だといいつつも、外で働く事に耐えられなくて逃げて、この仕事に行き着いた身としてはやはりハード

世の中年収300万が安いだのなんだのと言うけど、ボクはもう、年収120万もらえればいい。

それで生きていくから、なんとか仕事が出来るようにならなければいけない。

10年以上描いてきて

10年以上描いてきて、お金の面では投資やってたからなんとかギリギリ持ちこたえられるかって状態にはなってるけど

やっぱ無収入になるとか、生きる意義みたいなものを失う事とお金は関係ないんだなと感じる。

所詮お金は、無い事で発生する苦痛を減らす道具にしかならない。

これからどう生きていけばいいか、まだわからないし、漫画を描く事にしがみついていたわけでもない

ただこれしかなかっただけだ。

今すぐにファビョって動き回る必要はないだろうし

ダメになったらなった時からちゃんと動き始めても大丈夫だとは思うけど

先行き不透明な事に不安は募る。

しかし、翌々考えてみれば、皆数年先の事なんて何も保証されてるわけでもないのに、何故かあるように信じてしまっているだけなんじゃないか。

起こってしまってから考えればいいんじゃないか。

それが起こったら即終了みたいな状態でないと推察できるならば、という条件付きで、起こってから動けばいいんじゃないか。

今は今出来ることだけやろう。

どうせソレしか出来ない。

出来ることをまとめよう

  • 焦らず落ち込まず考えすぎず、今出来る事に集中する
  • 原稿を淡々と描く
  • 筋トレ等で体を動かす
  • 収入源を増やすための個人活動に少し時間を割く。

こんなところかなぁ。英語が完全に抜け落ちてしまった。やってる体力も精神力もない。ぼんやり聞いたりはしてるけど。

今後はエロ画像を買わずに「作る」時代になっていくんだろう

今後は自分でエロ画像を作る時代になっていくんだろうと思う

唯一Danbooruの素材大元になっている対抗する立場であったであろうPixivが許容してしまったので絵関係は利用しほうだいの風潮が出来た。

その上販売サイトも許容してるので止まることしらず、しかしこの販売サイトもいずれ利用されなくなると予想する。

免責:

著作権や肖像権の問題については今回は語らない。

ボクも絵描きの端くれてあるため、これについては言いたいことがたくさんあるが、日本の法律ではこれが認めらてているため今回は閉口する。

1:技術の一般化

StableDiffusionが出始めた当初は、Promptが最大の資源だったが

現在はControlnetやMMposeの登場

また、Modelの質向上と、Lora等の技術登場により

出したいものがさほど「人間の学習」をあまり必要とせずに出せるようになってきている。

今後もこれは加速し、絵描きが居なくなるという問題が実現するなら、同時にAI絵描きもほぼ必要のない状態になっているだろう。

2:人間はガチャが好き

間欠効果と呼ばれる欲求への刺激がある。

たまに「あたり」が出る事に人間はドーパミンをドバドバ出してしまうようになる。

パチンコ等ギャンブルはじめ、ガチャもこれに当たる。

旧来のガチャやギャンブルは「お金」の問題があったが

画像生成AIは非常にガチャ的な技術だ。

ただ、電気代や人の思考や時間程度のリソースしか払わなくてよくなるため

何か別の問題が生じるかもしれないが生活への負担は従来のガチャより小さい。

この技術でガチャ活がはかどるだろう。

脳や心理の話が好きな人間としては、悪影響がわりと心配だったりするけど、今回は関係ないのでスルー。

とりあえず人間はガチャが好きなのでこの遊びにドはまりする人が増えてくると思う。

3:ランキングという旧世代システムを採用している日本サイト

先日某匿名掲示板で「販売サイトでは性癖に合うものを探すのに苦労する」という話を見かけた。

ボクは以前から色んなところで「ランキングはやめとけ」という話をしてきたのだけど、イマイチ受け入れられてない様子。

おすすめを表示する海外のSNSと違って、FANZA、DLsite、Fantia、Pixivはすべてランキングをメインに採用している。

Pixivの「ディスカバリー」やFanza等にもある程度の嗜好や作品の関連をおすすめする機能はあるが、メインはランキングでありそれらの機能はおまけ程度でアルゴリズムも粗悪に感じる。

Pixivのディスカバリーはいい線いってると思うが、他のサイトのおすすめ機能は付け合せ程度で、量少なくも質も悪い。

自分に合っているものを探す、出会うという事は「2」で書いた間欠効果にも関連しており、人がこのサイトに着たいと思う事と関係がある。

しかし日本はなぜか一番を決めたがるサイトが多く、興味もないのにNTRTSものをすすめられる。

それなら画像生成AIを使って自分で好きなものを出していた方がいいと思うのは仕方がない。

4:AI情報源のパラドックス

BingやChatGPTなどと同様、AIの情報源は人間の手で作られたものがベースになっている。

そのため、今後AIが発展するにはAIが作ったものを読んだところでAIは自分の中にあるものを学習する事しかできない。

現在のAIは過去のデータの蓄積を形を変えて排出する事しか出来ていない。

今後、それがどうなるかはわからないが、現在はそういった傾向が強い。

そのため、人間よりAIの方がすぐれている、となれば人間は情報を一般公開の場にアップロードしなくなる。

これは絵に限った話ではなく、文字もそうだ。

簡単に餌にされてしまい、自分のオリジナリティが一般化してしまうなら出す意味がなくなる。

よってAIが過去の集大成を作り続けるところで、その分野の発展はAIの進化のみに委ねられ

人はそれを傍観するだけになってしまうかもしれない。

5:人間の公開場所はよりクローズドなコミュニティに映る

人間の創作やオタ活の場所はDiscordなど、より仲間内で公開しあうような、

より信頼できる人たちのみで楽しむような場所に移っていくだろう。

4で示した通り、人間が作ったものがAIの餌になるだけならバカバカしいので誰もオープンに公開しなくなる

これは金銭を得るという行為に繋がらなくなるため、あくまでも趣味として絵やコスプレ等の活動を続けたいという人だけの話になるが

どんどんクローズドなコミュニティに移っていくと思う。

公開する事でAIが自分のアイデンティティを殺してしまうので、誰も公開しなくなるのだ。当然だろう。

人に学んでもらうことは喜ばしいが、コピーされることとほぼ同義の技術に取り込まれる事を好む人は少ないだろう。

AIが進化しなければ、僕たちは過去の集大成を喜ぶだけになり、それはより完璧性を求めるものとなり

人の手によって作られた未熟さやその作品を通しての作家や絵描き、声優、コスプレイヤー等の表現力の成長を楽しむ事が出来なくなる。

過去に脇役をやっていた人が今は主役やってるんだなぁなんて事をサブカル的に楽しむのは確かに、オタク度が高い趣味なのだろうけど、そういったものも無くなるという事だ。

銀河万丈さんや大塚明夫さんらのような大物声優が過去はみんな勢ぞろいで一つの作品に出ていて、今だとなんかすごいお金かかりそうだなみたいな、そんな事を考えるといった楽しみも無くなるわけだ。

すべて最初からパーフェクトなものが出てくるのだから。少し無機質な気がするが、世の中がそれでよしとするなら良しなのだろう。

余談、アナログ回帰と違法アップロードの壊滅も同時に起こるかもしれない

AIコスプレイヤーが出てきた時に「もう人間のコスプレイヤーがいらない」というアレな発言をしてる人たちがいたけど、ソレに対して「コミケにAIは来れないからな」と言ってる人がいた。

ただ、そこに行くという行為をしないかぎり、いずれ「コミケにいたリアルコスプレイヤー」は見えなくなる。これは4と5で書いた通りだ。

ネットはAIの独壇場なので、ネットでは見れなくなってしまうだろう。

同じ理由で「デジタル」という形式がAIの餌になりやすいという理由から、今後不便ながら表現者はアナログ的活動に戻っていくというパターンもありうるかもしれないと考えている。

漫画やイラスト集をPCに取り込むのはひと手間かかるし画質等も落ちる。面倒くさいその行為をしてまで、自分が好きなものをAIで作り出そうとするのは少数派だろうし

何よりAIで生成したものを楽しみたいという気質の人は自らそんな面倒事はやらないだろう。

現在広告費目当てで「違法アップロード者」達がこれを行っているが、作る時代になれば違法アップロードサイトも意味がなくなるから、この面倒事を代行する人間も同時にいなくなる。

おそらく、小さい規模でファンが楽しむという形として、アナログ回帰が起こるのかもしれない。

終わり

結果がだけあればいいという人はほとんどだろうが。

現在のアイドル文化よろしく、人間は「ストーリー」が好きだ。

応援するのはそのアイドルや推しが大きくなっていく事を楽しめるという事。

残念ながらボクにはこの趣味はないのだけど、無機質に結果だけを楽しめる人ばかりではないというのは、この文化が一つ証明しているように思う。

今後どうなっていくのだろう。

今回書いたのはあくまでもボクの考えの一つの繋がりであり、販売サイトやPixivはもうちょっと考えろよと思う願望である。

ボクは最悪食えなくなった時に他の事で生活支えられなくなったら、まぁ死ぬしかないかと思って生きてるのでさほど悲観的にはなってない。

ボクの死生観はブログで腐るほど書いてきたが、あまり生きることに前向きではない。

とはいえ、ボクは絵描き業界で過ごしてきて、やっぱりこの業界が好きなので

絵描きの補助とは程遠いAIや、声優やの声やグラビアやコスプレイヤーをコピーしてしまうAI、の登場に関して、技術的には面白いが、権利的な問題にやはり良い感情は抱けないでいる。

今後どうなっていくかは本当にわらないけど。

それはなるようにしかならない。

日本企業は完全にコレらに対して肯定的で表現者側に立つという事は放棄したようにしか見えない。

Skebと後は小さいけどもニジエくらいだろうか、AI投稿に関して規制をかけているのは。

しかし、それらもいつか時代の流れで変わるだろう。

その時、新しいものを生み出すAIが生まれていなければ、文化はストップする。

これは文字の表現も同じことだ。

今は人の感情の関わりが小さい部分でしか活動していないAI創作物だけど、小説等のストーリーを作り始めているので、今後それが主流になれば

人はAIによって感動させられるようになるんだろうが、その作品の根底に思想や哲学は生まれるのだろうか?

ボクはその世界を楽しめるのだろうか。

楽しめなかったらそれこそ生き地獄だなと思う。