漫画家引退を考える
単行本の売れ行きもあまりよくなくなってきた。
Amazonインディーズで有名なぬこー様ちゃん先生が
「友達の作家が廃業した、商業一本に絞るなと言っていたのに」といったツイートをしてるのを読んだ。
また友達の漫画家が廃業してた。
— ぬこー様ちゃん@絵日記毎日18時更新 (@nukosama) 2022年10月16日
あれほど個人活動しろと、、、、。
商業一本はやめろと言ったのに。。。。
ボクも商業一本のエロ漫画家で、ぶっちゃけ収入は多くない上に単行本の売れ行きも悪い。
そろそろ引退するかと考えている理由をいくつかまとめていく。
殴り書く事で思考が整理されればいいなと思う。
AI
AI絵のみに関してはアメリカでは著作権を認められなかったとはいえ、
あの技術は絵を描く事根本を覆してしまうレベルのものでもあり技術的なリスクもある。
シンプルに収入力
シンプルに収入がどんどこ減ってきている。
10~20%ずつくらい年々減ってる。
ここ3年くらいそんな感じ。
これはシンプルにボクのチカラ不足だろう。
自信
やっぱ収入が減ると、相関して自信もなくなってくる。
自分の漫画はもう楽しんでもらえていないのだろうと。
そういうものを他者に依存するのはよくないのだけど、職業柄数字で出てしまうので、少なからず影響されてしまう。
それに、出版社にお金を出してもらって描いている以上、全く無視は出来ない。
それこそ道楽のみで同人だけやってるとかなら気にしないかもしれないけど。
今後
今後どうするか。
とりあえずぎりぎり生きる蓄えはあるので、その間に別の収入源を確立できればなんとかなるかという感じ。
4%ルールとか信用してないので、ざっくりとしか捉えていない。こういうものに託して生きられる程おおらかな性格でもないし。
それに株式、経済は不確実だ。油断してはならないと思う。
それに働かないのは個人的にメンタルに悪い。毎日ぐーたらはかなりメンタルを壊しやすいと感じてる。
メリハリをつけるための強制力は必要だ。
とりあえず、月10万も稼げれば死なずには済む。と思う。たぶん。
でもボクには、外で働く仕事で10万稼ぐ事の難しさを感じる。
働く事は大事だといいつつも、外で働く事に耐えられなくて逃げて、この仕事に行き着いた身としてはやはりハード
世の中年収300万が安いだのなんだのと言うけど、ボクはもう、年収120万もらえればいい。
それで生きていくから、なんとか仕事が出来るようにならなければいけない。
10年以上描いてきて
10年以上描いてきて、お金の面では投資やってたからなんとかギリギリ持ちこたえられるかって状態にはなってるけど
やっぱ無収入になるとか、生きる意義みたいなものを失う事とお金は関係ないんだなと感じる。
所詮お金は、無い事で発生する苦痛を減らす道具にしかならない。
これからどう生きていけばいいか、まだわからないし、漫画を描く事にしがみついていたわけでもない
ただこれしかなかっただけだ。
今すぐにファビョって動き回る必要はないだろうし
ダメになったらなった時からちゃんと動き始めても大丈夫だとは思うけど
先行き不透明な事に不安は募る。
しかし、翌々考えてみれば、皆数年先の事なんて何も保証されてるわけでもないのに、何故かあるように信じてしまっているだけなんじゃないか。
起こってしまってから考えればいいんじゃないか。
それが起こったら即終了みたいな状態でないと推察できるならば、という条件付きで、起こってから動けばいいんじゃないか。
今は今出来ることだけやろう。
どうせソレしか出来ない。
出来ることをまとめよう
- 焦らず落ち込まず考えすぎず、今出来る事に集中する
- 原稿を淡々と描く
- 筋トレ等で体を動かす
- 収入源を増やすための個人活動に少し時間を割く。
こんなところかなぁ。英語が完全に抜け落ちてしまった。やってる体力も精神力もない。ぼんやり聞いたりはしてるけど。