長生きはクソ:生きるのはコスパが悪い
生きるのはコスパが悪い
ショーペンハウアーちゃんは「自殺は非効率だ」って話をしてるそうだけど
僕から言わせりゃ、生きる方がコスパが悪い非効率な行為だと思う。
生きるのはコスパが悪い
- 人生は苦
- 死ねば、お金がかからなくなる
- 死ねば、人間関係もない
- 自殺は大変そう
- 故に生きるしか無い残念至極な結論
って話
人生は苦
仏教の元となった哲学者、釈迦は「人生は苦痛」と説いている。
これは、整数の間に無数の小数点が入り込むように
快楽と快楽の間には、無限の「普通以下」があり、その普通の多くは「暇」となり、やがて苦痛に分類されるため、総合的に苦痛が多くなるということが一つ。。
それと、単純に、
Q:好きなもの好きなだけ食べていいから、耳に虫入れて蓋していいですか?
結構です。
となるように世の中、苦痛の方がでかい仕様になっているという事から来ているんじゃないかと思っている。
快楽とニュートラル、苦痛の3つに感情を分類した時
必然的に、快楽の総数は少なくなるし持続時間も短い。
故に釈迦は瞑想なりなんなりの精神集中をもってして、「今に集中し、移り変わるものに振り回されるな」といった事を説いている。
死ねば、お金がかからなくなる
言わずもがな。
最近FIREだのセミリタイアだのよく聞くし、ぼくも 一時期勉強してなるほどーってなってた事もあった。
現在も、この考え方は大事だと思っている。
僕は投資歴がそろそろ7年くらいになるけど、投資を始めた理由も
お金の問題が小さくなれば、生きやすくなるかもなー
と思ったから。
実際、生きやすくはなってきたけど、生きる苦痛を根本的につぶしてはくれない。
ましてや、この問題が解決していなければ
仕事のために生き、その仕事で溜まったストレスを発散するためにまたお金を使い…という謎の循環に放り込まれたりする。
金を稼ぎ、使い、そしてまた稼ぎ…、一体これに何年の時間を費やすのか。
コスパが悪い。
死ねば、人間関係もない
アドラーは「人間の悩みはすべて人間関係にある」と説いているそうな。
死ねばその心配もないし。
下手に長生きをする事によって生じる、孤独への対策のために「結婚や、友人関係を築かねば」といった不安からの行動もしなくてよくなる。
嫌われると生きていけないかもしれないとか
その所属を失うと一人になってしまう。将来が不安だなんて思わなくていい
最悪死ねばいいと思ってれば、他人の顔色を伺わなくていいし
実際死ねばそれも消滅する。
しかし、自殺は大変そう
しかし。自殺は大変そうだし。
病死も苦しそうだ。
できるだけあっさり早めに他界するシステムの構築が求められる。
安楽死に関しての書籍は何冊か読んだが
正直、自殺企図があるような人間が「コレを使えば死ねる」と思っているものと全然違う。
かなりハードルが高い。
本当にQOLが低い状況に陥ってる人たちのための制度な上に、現在日本にはその制度はないから、英語でやりとりが必要になる
仲介人を頼むと日本の法律にふれる可能性もあるため、相手を探す事も困難になるだろう
最悪、英語は覚えておいた方がいいと思った。
故に生きるしか無い残念至極な結論
生きることは根本的に面倒くさいし、大変だし、コスパがクソ悪い。
しかし、だからといって死ぬというのは本能的に抵抗があるように出来ている。
これがショーペンハウアーの言う「生きる意思」であり、生きる意思を拒否すれば楽になれるという彼の論理は、現実問題として釈迦の哲学に即して生きるくらいの方法しかない。
物理的にその生きる意思を否定するには、本能的な問題や社会システム的な問題を乗り越えなければならないし
そもそも釈迦の哲学を踏襲してしまえば、自殺は選択肢から外れてしまうため、生ききるしかないという結論に至る。
まとめ
- 生きるのはコスパ悪いが
- 死ぬという結論を自発的に導き出すには困難を極める
- よって残念ながら生きるしかない
という話。
せちがれぇ。
とはいえ、生きる事への執着心や、生きる事とは何か、長生きとはなにか、みたいな事を考えていくと
根本的な精神的な負担をへらす事もできるから、苦痛は減らせるかもしれないと思ったり。
適当に、死ぬまで生きようって思ってれば、正しさとか、自分の人生の良し悪しとか、後悔とか、そんなものに縛られなくなるかもねー。
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