【漫画】まくむすび:作る側の怖さを体験させてくれる漫画
主人公をいじめるられる作者ってのはいい作品がかけるって言うけど
僕は主人公どころか大概の登場人物をよしよしして育てるので、こういう作品は描けないなと思った作品
まくむすびを読んだ。
地元高校演劇大会的なのが最初にあるんだけども、そこまで読みました。
まくむすびのあらすじは
ひょんな事から創作する事の恐怖を持ってしまった主人公が、演劇を通して、表現する事の熱や喜びを取り戻していくような話。
作品の中で作るという事を感じる
漫画家漫画とか、あんま読んだことないんだけど
これは演劇を通して「作る」って事を体現できるというか
作品を通してその恥ずかしさとか恐怖とか、批評で吐きそうとか、そういう、作る側の怖さみたいなものを体験させてくれる漫画だと思った。
見てると不安になるし
うまく行く事の喜びや、作りたいという意欲や、そういうものも同じように感じさせてくれる。
僕は演劇は無知だし、趣味嗜好としてなんとなくこっ恥ずかしさを感じるのでその辺りは引き込まれなかったんだけど
いい作品だと思った。
ただまぁほんと主人公いじめがすごい。
ヘロヘロになる。
ブルーピリオドもヘロヘロになったけど。
こっちのヘロヘロはグサグサというより、ドロドロ来る感じ。
全部で5巻で終わってしまってるらしいので、終盤どうなのかわからないし、ここまでドロドロくると昨今の漫画シーンにおけるハッキリグロいかはっきり優しいかどっちかにしてくれ的な風潮の中で生き残るのは大変だったのかもしれない。
長くないし、最後まで読んでみようと思ってる。
なんの因果か下の作品と同じ作者さんだったらしい。
これはコメディで一巻読んで読むの止まってしまたけど、まくむすびの方は、このどろどろした不安感というか創作への恐怖感は、避けたいものだけど体験しておきたいものでもあると思って
読み切ろうと思う。